矯正歯科の選び方ー【雑誌に掲載されました】の真実
<エステや医療のホームページでよく見かける、「当院(当店)が雑誌に掲載されました!」の文字。でもそれ実は掲載費用を支払った「広告」です!>
雑誌に掲載された!と言われると、「安心して通える、クオリティも確かなお店(医院)」というイメージが沸くと思います。 しかし結論から言ってしまうと、お金を払えば雑誌に掲載してもらえるし、掲載内容もコントロールができるので、魅力的なことしか書いていないのは当然なのです😥 つまり、「雑誌に掲載されました!」=「雑誌に広告載せました!」ということ。 |
こんにちは、田町東口矯正歯科の院長チェン エリックです😸
例えばどこの矯正歯科に通おうか迷っているときに、たまたま見た矯正歯科のホームページに「当院が〇〇の雑誌で紹介されました✨」なんて記載されていたら。
いくつか候補の医院があった場合、一気にその医院の優先度がアップしませんか?
なんとなく、「ここの医院は信用できそう」と思うのが人間の心理であり、別のブログ記事でも触れた「ウィンザー効果」の一つでもあると思います🤔
【目次】
1.雑誌掲載は広告!?雑誌掲載の真実
2.オススメの歯医者〇選!とは?
3.医院選びのポイントは「ご自身の目」
1.雑誌掲載は広告!?雑誌掲載の真実
「雑誌に掲載された」と聞くと、いかにも周りからの評判を聞きつけた出版社が取材オファーを申し込んだ、受け身的な取材のように感じますよね。「素晴らしい治療の貴院を、ぜひ我が雑誌で紹介させてください!!」なんて。
きっかけは出版社側からの電話やメールから、ということは大いにあります。
「当雑誌に載せませんか?」「ぜひお願いします!」「じゃあ掲載費〇〇万円です、お好きにPRをどうぞ」
ちょっと雑ではありますが・・・このような流れでしょうか😓
きっかけはどうであれ、雑誌掲載や映像媒体でのPR活動は、いわゆる「ペイドパブリシティ」にあたります。つまりお金をペイして(支払って)行う宣伝活動です。
(逆に「ノンペイドパブリシティ」は、雑誌などのメディア側が取材を行い、第三者目線で得た情報を編集したものになりますので、内容を医院側でコントロールできないことが特徴です。)
田町東口矯正歯科にも、写真のような封筒が届きました。
取材依頼!?と思いますが、中の用紙には、『カラー記事体広告片面の場合は0,000,000円、見開きの場合は0,000,000円』(詳しい金額は控えさせていただきます🙇♂️)と記載がありました。結構高い・・・。
というかもう「広告」と言ってしまっています😂もちろんお引き受けはしていません💦
2.オススメの歯医者〇選!とは?
同じく「〇〇区おすすめの病院〇選!」というようなサイトもよく目にしませんか?
こちらも、一見患者さん目線でフェアに選んだ医院が掲載されているように思いますが、仕組みは同じです。
悪い言い方をすると…自作自演のようなものです💦
ちなみに先日、当院にも「ポータルサイトに載せませんか?」というお電話をいただきましたが、お断りいたしましたので、【港区のおすすめの歯医者】のような一覧には、田町東口矯正歯科は含まれていないでしょう😿
3.医院選びのポイントは「ご自身の目」
医院によってはホームページを持たない医院もあります。
雑誌やポータルサイトは情報が豊富ですので、自力では見つけられなかった医院を知るきっかけにもなりますのでとても参考になるものであることは間違いありません😊🙌
しかし、
■施設はとても綺麗だけど、受付の方がすごく感じが悪かった・・・
■とてもいい先生だと思ったのに、他の医院も見て検討したいと言ったら急に態度が変わった・・・
■医院自体は古くて年季が入っていそうだけど、治療方針が自分が求めているものにぴったり合っている
など、ポジティブな情報だけではわからないこと、ご自身でないと体感できないこともたくさんあります!
いくつか迷われてる医院がありましたら、ぜひご自身の目で直接見てご判断されることをお勧めいたします😊
当院では、当日中に当院での治療を決定していただくようなおすすめはしておりません!
他の医院と比較したいので、今日はお話だけ。というご相談も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご相談にお越しください🕊️