小児矯正
下顎前突小児矯正
小児の受け口・しゃくれ、矯正専門クリニックで治療を受けて治った症例
Before
After
主訴 | "下の前歯が反対に噛んでいます。このまま待てば、大人の歯に生え変わったら自然と治りますか?" 受け口に限らず、小児の不正咬合で来院した場合によく聞かれるご相談です。成長途中のお子さんの口の中は乳歯が生え変わり、絶えずかみ合わせが変化しているし、数カ月に一度定期健診に行ってるけど特に先生に何も言われないし、でも反対だから不安で矯正専門歯科に来られる親御さんが多いです。 |
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診断名 | 前歯部反対咬合(下の前歯が上の前歯の前に出ている) 下顎骨前方位 (下あごの骨が上顎の骨よりも前に出ている) 舌突出癖 (つばを飲み込む度に舌を口の外に出している) 舌が大きい (口の中が舌でいっぱいになっている) 空隙歯列 (歯と歯の間が必要最低限の距離以上に空いている) 一言"しゃくれ"や"受け口”でも、実はそれを引き起こす直接的原因と間接的な原因が個人によってさまざまな形態や程度があります。具体的には上顎骨・下顎骨・歯のそれぞれの大きさ、位置、傾斜などのバランスで、患者さんごとに異なる症状が出てきます。癖や舌の大きさなども影響を与えることがあります。 歯列不正の診断には、患者さんの口腔内の状態を詳細に検査し、歯並びや噛み合わせに関する問題を正確に把握することが大切です。原因を見極めないと適切な装置を選択することができません。原因が多ければ、使う装置の種類も増えていくのが合理的な考え方でしょう。 |
年齢・性別 | 5歳9か月 男児 |
治療期間・回数 | 動的処置2年0カ月 |
治療方法 | 上顎前方牽引装置:上顎が小さく、後ろに位置していたため、夜寝るときにマスクをつけて、マスクから上の奥歯に輪ゴムをかけることによって、上顎が前に成長するように促す装置です。 タングクリブ:つばを飲み込む度に前の方に突き出ていると、前歯が裏側から押されて前側に傾きます。すると歯と歯の間が必要以上にスカスカになります。舌が飛び出ないように柵を作ってあげると、前歯が押されなくなって、傾きと空隙が改善されると期待できます。舌習癖改善用の装置です。 |
費用 | 装置代(小児矯正)¥352,000 再診料(小児矯正)¥4,400/回 |
デメリット・注意点 | 矯正装置の装着中は、最初の数日から数週間は口内の違和感や軽い痛みを感じることがありますが、慣れてくると軽減されます。 患者協力が得られない場合は効果が表れないので、お子さんが装置を拒否するようなかたでしたら、矯正治療ができません。 遺伝的要因の強い反対咬合の場合は20歳を超えてから外科的矯正治療(骨切り)をうけないと反対咬合が治らない場合があります。 |
叢生小児矯正
大人の歯が生える場所がない ー芝浦・小児矯正ー
Before
After
主訴 | 大人の前歯が内側に生えてきた |
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診断名 | 永久歯萌出スペース不足 |
年齢・性別 | 7歳3か月 女児 |
治療期間・回数 | 毎日10時間以上の装着(就寝前と就寝時) 動的処置10カ月 |
治療方法 | 可撤式緩徐側方拡大装置(拡大床) |
費用 | 装置代(小児矯正)¥352,000 再診料(小児矯正)¥4,400/回 |
デメリット・注意点 | 患者協力が得られない場合は効果が表れない |